
アンケート
2025/09/01
週に1・2回面会に行くと喜び、帰りも嫌がらず施設に行ってくれるので安心しました

居宅介護支援事業所のケアマネジャーさまよりご紹介いただき、ご主人のご相談で奥さまがお見えになりました。
認知症を患われているご本人さま。トイレでの失敗も出てきてしまい施設入居をご検討されておりました。
ご面談時は疲弊されながらもご本人さまを想い、実際に入居に踏み切って良いのか戸惑われているようなご様子が印象的でした。
後日、ご自宅から行きやすい介護付を3件ご見学。本人に仮の申し込みをされましたが、もう少し在宅で様子をみるご意向となりました。
ご見学から3ヶ月後、空室ができたと連絡がありましたが、奥さまはまだ在宅での生活を継続されるご決断をされました。
しかし、ご長男さまよりご連絡があり「共倒れしてもいけない、母を説得したので話を進めて欲しい」という内容でした。奥さまも再度こちらに来られ「踏ん切りがつきました」とご家族皆さまの意向が固まり、ご入居となりました。
ご自身から「施設に入りたい」と言う方はごく稀です。躊躇されるご家族さまも多く見受けられます。しかし、施設入居することで適切な距離感があった方が良好な家族関係を継続することができるご家族がとても多いと思います。
アンケートより落ち着かれて過ごされているようで、奥さまも面会を重ねられているとお伺いし安心いたしました。私も先日施設にお邪魔した際にご本人さまが他の入居者さまと一緒に体操をしている微笑ましい姿をお見掛けしました。
ご両親を心配されていたお子さま達を含めて、ご家族皆さまにとってメリットの多いご入居になったではないかと思います。
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
相談員 加藤純