息子様より同居するお母様のご相談でご連絡をいただきました。

ご家族は仕事で出てしまうので日中は一人で過ごされていましたが、デイサービスの利用を数ヶ月前から始められて様子をみてこられたとのこと。

認知症から、一人で時間を過ごすことが少しずつ難しくなってきており、食事が食器棚にそのまま入っていたり、ズボンの上からパンツを履いていたり。まだ出来る家事もあるけれど、火の始末などはご家族も常に心配をされている状況でした。

ご家族の希望としては、

・できる家事などは継続してやってほしい

・グループホームを希望したい

ご本人とも施設を考えていこうと話し合いもされたとのこと。家の近くでなるべく活動があるところでご提案をさせていただきご見学の流れとなりました。

翌月、お母様は施設にご入居されました。パーキンソン病などからも歩行が不安定だったこともあり、入居後一度転倒しご入院となりましたが、今は無事に施設に戻ってこられて見守りの中生活を送られています。

先日施設長様が、ご家族がとてもご理解があるので、気持ちも救われるとおっしゃっていました。

お母様が穏やかに毎日を笑顔で過ごされるよう願っています。

相談員　土屋綾子