アンケート
居宅介護支援事業所のケアマネジャー様から鳩のつえにご紹介いただきました。
何不自由なく独居生活を送られていたご本人様でしたが、ここ数日で急激に足腰が弱ってしまい包括支援センターにご相談されたばかりの状況でした。在宅サービスを検討しつつ施設の事も話を聞きたいというご希望で、担当に決まったばかりのケアマネジャー様と一緒にご本人のご自宅へ訪問。ご本人様、次男様と面談させていただきました。
認定調査もこれからという状況でしたので、予算内で要支援から入れる施設、要介護から入れる施設のご紹介をさせていただきました。デイサービスと訪問ヘルパーを利用しつつ認定結果が出たら少しずつ施設入居を検討することで面談を終えました。
面談の2日後に次男様より入電。ご本人様が立つことができなくなり車椅子を使用することになった為、要支援から入れる施設の見学を急ぎたいということでした。
その3日後に介護付有料ホームのご見学。県外に住む長男様夫婦が来られました。予算内で場所も良く要支援が出ても入れるであればとその場でお申し込みをされました。次男様も見学される様子でしたが、ご本人様が急遽受診することになり、そちらに行かれておりました。
できるだけ早めの入居で進めていくご意向でしたが、受診の結果、硬膜下血腫で入院されることになりました。
手術をされご本人様は在宅でも生活を送ることのできる状態まで回復されました。しかし、独居生活を送る事にご本人様もご家族も不安を感じリハビリ病院を退院してからはそのまま見学した施設への入居をご希望されました。
1ヶ月半の病院でのリハビリを経て、無事に入居されました。
当初は少しずつ施設入居を検討していくご意向でしたが急激に状況が変わっていきました。介護サービスの利用や緊急受診、入院など急に様々なことに対応することになってしまったご家族様。ケアマネジャー様と連携を取りつつスピード感を持って対応させていただいたことでご負担を軽減させていただくことができたかと思います。ご本人様の生活の場は変わりましたが、以前のようにご本人様と家族様が安心して日常生活を送っていただけることを願っております。
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
相談員 加藤純