アンケート
担当のケアマネジャーから、ご家族と同居しているが、ご家族は日中お仕事で多忙、転倒も増えてきたので本人も不安、家族も心配という状況。施設について一度お話をしてもらいたいということ。
1回目の面談で、ケアマネジャーと一緒にご自宅に伺いました。
90代と高齢ですが、要支援1で、ゆっくりながらご自身のペースで生活を送れている様子。ただ、足の痛みや、今までの様に思う様に動けない辛さもあり、ご本人も施設を検討することには一応了承。
ご本人のことを一番知るケアマネジャーのアドバイスももらいながら数カ所施設のパンフレットを置いてきました。ご本人もその場にはおられましたが、主にはご家族に向けてのお話となりました。
1ヶ月後、ケアマネジャーからご連絡をいただき、2回目の面談に伺うこととなりました。
ご本人が、施設入居には納得しているが、自分の行き先は自分で決めていきたいと仰っているので、再度お話をしにきてほしいということ。
早速ケアマネジャーと一緒にご自宅に訪問し、今度はご本人と向かい合ってお話をさせていただきました。
本人が普段困っていること、心配なことなどお伺いし、また普段生活されているお部屋にも案内していただき、ご本人から持っていきたい荷物についてご相談を受け確認させていただきました。
初回訪問からこの1ヶ月の間で、本人なりにパンフレットに目を通し、施設での生活を色々考えてこられたことがよく分かりました。
後日、ご本人を施設にお連れして施設見学を実施。
実際に館内をみて、ご本人の疑問に対して施設の方にその場で回答をしていただく時間をゆっくりととらせていただきました。
ご家族も、本人の意思を尊重して、本人が納得したところで進めてほしいとのご意向でしたので、そのまま入居に向けお話も進むこととなりました。
アンケート⑤で、転倒があったとのこと、バリアフリーになっていても慣れない環境にきて、入居後1、2週間のうちに転倒される方は結構多いと施設から伺ったことがあります。
転倒は残念でしたが、今回は大事に至らず何よりでした。
すぐに気づいて施設の方で病院に通院もしてくださったとのこと、本人にとってもご家族にとっても心強いサポートですね。
相談員 土屋綾子