地域包括支援センターのご紹介で施設探しのお手伝いをさせていただきました。

お孫さんが依頼者でしたのでまだお若く、仕事をしつつ小さなお子様を育てながらお婆さまのことを介護していくというのは大変な状況であったかと思います。

ご相談があった時にはお婆さまはご入院中で、その後退院して一度は在宅に戻られましたが、新たなご病気も見つかり、お身体のこともご不安を抱えながら生活を送られている状況でした。

入院中に介護申請をしていただきましたが、退院して間も無く「要支援２」の結果が市の方から届きました。正直介護度に見合わず、退院後もベッドから起き上がれない、床から立ち上がれないという状況でしたので、早めの施設入居を希望されていました。

アンケート⑤にコメントいただいたように、施設入居後は多くの方が往診を契約されます。ご家族がお仕事をされていたり、急な対応で病院に連れていくなど難しいことも多いので、医療的なサポートがあるということはとても有難ものです。

短い間ではありましたが、ご家族とお婆さまが安心して時間を過ごせたことが分かり、良かったです。また、微力ながらご支援できたことに対し感謝の意をいただき有り難く思います。

もちろん、受け入れて下さった施設に私からもご家族のお気持ちをお伝えさせていただきます。

お婆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

相談員　土屋綾子