自立から入居できる施設・・・ただし、見守りや促し対応可能な施設を希望

病院からのご紹介で、娘様とお会いしました。
一人暮らしをしてきたお母様が、転倒して大腿骨骨折し入院。アンケート①にあるように、少しずつ出来ることが減ってきていたところだったので、退院を機に施設入居を検討される事となりました。

退院までに3週間しか時間がない中、娘様はお仕事も忙しく土日しかお時間が取れない為、限られた日数の中でお話を詰めていかなければなりません。

退院までに施設が決まらない場合は、一度家に帰ることも考えなくてはいけなかったので、病院のソーシャルワーカーともこまめに情報を共有しながら進めていく事となりました。

一度介護申請をしたが非該当だった為「自立」で入れる先
できれば年金の範囲内で予算を考えたい
性格はあまり社交的ではない
レクリエーションなどはそれほど望まない
転倒しやすい為見守りがある施設
清潔を保てない為、促しをしてほしい

上記のご希望の中で、「自立」だが「見守りや促しが必要」というところが、施設を選ぶ際に難しいところでした。
エリアを広げて検討できるとのことでしたので、最初のご面談時に10箇所施設のご提案をさせてもらいました。自立ですと介護保険でヘルパーの支援が受けられない為、実費のサービスで家事などをやってもらえる施設などもご提案させてもらいました。

一度持ち帰り検討していただき、次の土日で施設見学をすることに。

見学を希望された施設は、年金では予算が足りない施設ではありましたが、それ以外の条件はカバー出来る先でした。また、見学の前日に急遽お部屋が一部屋空いたとのご案内があり、お部屋をご予約して帰られました。

今回は退院期限までご家族が動けるお日にちも限られていましたが、タイミングもあった為、退院と同時にご入居となられました。

入居後、本人もお気持ちが前向きになっており、お部屋もホテルのようだと喜ばれ、ご飯も食べたら美味しかったとの感想。

いただいたアンケート⑤をみて、レクリエーションを楽しんでいらっしゃるようなので、環境の変化でご家族も予想しなかったようなお母様の一面が出てこられたのかなと、嬉しいご報告でした。

丁寧にお手紙まで頂戴し有難うございました。

相談員 土屋綾子

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