介護老人保健施設から入居をお断りされ、グループホームにご入居

病院からのご紹介で施設探しのお手伝いをさせていただきました。

富士市にお住まいの90歳のお母様のご相談。
これまでは介護サービスは利用せず、長男様ご夫婦や長女様が自宅に通い献身的に支援を行い生活していましたが、肺炎を患い入院。数ヶ月前にも入院をしていました。
治療は済みましたが、認知症の進行と歩行能力低下があり、自宅に戻っておひとりで在宅生活を継続することは困難。
高齢であること、在宅介護では限界な為、この機会に施設探しをしたいと長女様とご長男の奥様が鳩のつえへご相談にいらっしゃいました。

当初は、介護老人保健施設へのご入居が第一希望。介護付き有料老人ホームやグループホームは、念のため情報収集しておきたいとのご意向でした。
しかし、退院直前に希望していた介護老人保健施設から、ナースコールを頻回に押すことや声を出して人を呼んでしまうことなどが理由で受け入れを断られてしまい一旦ショートステイに滞在することになりました。
ご家族のご希望はショートステイでの生活に慣れるのではなく、新たな生活の場を早く決めてあげ、慣れた環境でゆっくり生活をしてもらいたいという思いから改めて施設探しをすることになりました。

お母様の認知症状やショートステイでのご様子から富士市内のグループホームを提案。
施設見学を行い、そちらのホームの落ち着いた雰囲気、職員さんのご対応などがお母様に合っていると気に入っていただき、入居で進めることになりました。

ご家族がアンケートの⑤に書いていただいたように、入居後はホームでの生活に慣れ落ち着いて生活をされているようです。
笑顔を見せることが多く、隣の席の方ともよくお話をしているようです。

受け入れ先の施設、居宅のケアマネジャー、病院のソーシャルワーカーなど皆様の協力があり、ご本人様が安心して暮らせる新たな生活の場を探すことが出来ます。
何よりもご家族が、お母様に合った施設を探す為、お忙しい中でも時間を割いて迅速に動いていただいた結果です。
今後も陰ながらご本人様・ご家族をサポートしていきます。誠にありがとうございました。

相談員 土方和樹

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