リハビリ・レクリエーションは参加したい時だけ自由に…自分のペースで生活を

すでに老健を数カ所見学しているが、退院期限もある中ですぐに入居が難しそう。施設のご案内をお願いしますと病院のソーシャルワーカー様からのご依頼で、ご家族とお会いしました。

98歳になるお母様はこれまで介護のサービスは使ったことがなく、2階まで上り下りし、お布団も毎日の様にあげて干していたそうです。

今回、そんなお母様が大腿骨骨折し歩行器を利用して見守りが必要となり、お家の環境から在宅生活の継続は難しいとお考えになられて施設を希望されました。

・あまりレクリエーションなど積極的に参加するタイプではない
・ある程度のことは自分で出来る
・困れば人を呼ぶことも出来るので、自分のペースで過ごせる様な所が良い

上記のご要望と希望のエリア、ご予算を伺い5箇所ほど施設提案をさせていただきました。
その中から、ご自宅から10分くらいの範囲で、ご親戚からも近い場所にある施設を希望されご見学されました。

ご相談を受けて約1ヶ月後無事に退院され施設へ入居。
そちらの施設では施設内でリハビリやレクリエーションなど様々な取り組みをされています。参加したい時にはお部屋から出てきて、疲れた方はお部屋に戻って休むなど、ご自身のペースで過ごせるような場所となっています。

そんな過ごし方もご本人には合っていたかと思います。

コロナで面会の制限も続く中、⑤のように写真でご様子など伺えるのはご家族にとっても嬉しいですね。

来年99歳のお母様、一年一年安心して心地よく毎日を過ごしてもらえたらと祈っています。

相談員 土屋綾子

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