ご相談を受けてから2年弱経ち、ご入居になりました

病院のソーシャルワーカー様からのご紹介でご家族とやりとりを始めました。
うつと認知の症状がみられ、ご入院中とのことでした。
息子様夫婦で鳩のつえにご相談に見えられたのが一昨年1月のこと。
相談の途中でお母様が退院をされましたが、また数ヶ月後には再入院に。

退院の目処がつかない中で、医師と家族の話し合いの場に同席させていただいたり、関わっていただいていた包括支援センターのケアマネとも情報を共有させていただいたりしながら様子を見ていきました。

ご相談をいただいてから具体的に見学に動き出したのはその年の11月。

病院の先生のご判断でお薬の調整をしていき、年明け春位の退院を目指しましょうとのことでしたので、その期限に合わせて見学を予定させてもらいました。

お母様には見守りが必要と考えられ、グループホームと介護付きを数カ所見学されました。
しかしタイミング悪く、コロナが流行り始めたのもこの頃。施設見学を重ねて
やっとご家族のお気持ちも固まったものの、コロナの影響で病院からの施設へのお受け入れがなかなか進まない状況になり、そうこうするうち病院の先生のお話にあった退院時期をはるかに超えてしまっていました。

コロナの収束が見えないまま、春が過ぎ夏を迎えてしまい、希望の施設はいまだ入居が難しい状況だった為、他施設入居も再度検討してもらうことにしました。

ご入居が決まった時にはご相談を受けてから2年弱が経っていました。

長期ご入院をされた後でしたし、施設入居して環境になれていかれるか心配もありましたが、先日施設にご様子を伺ったところ、ご本人のペースを大事にしながら対応してくださっており落ち着いて生活が出来ていました。はやくコロナが収束してご面会が自由に出来る日々がくることを祈るばかりです。

相談員 土屋綾子
 

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