アンケート
ケアマネジャーからのご紹介で施設探しをスタート。
いつものように面談→見学→入居希望と、そこまでは良かったのですが、思うようにお話が進まないこともあるものです。
入院中のご主人。50代で脳梗塞を発症して、麻痺の後遺症がありながらも在宅生活を継続されていましたが、今回の入院を機に、アンケート①にあるように在宅に戻ることが困難な状況になった為施設探しをすることに。
ご本人の性格や、ご家族の状況、希望などを伺うと
・デイサービスは好まない
・介護度は区変中。介護1か要支援か、結果待ちの状況
・ナース常駐
・家族が車を運転しない為、行きやすい範囲
・通院支援など施設でフォローしてもらえるなら多少遠くても問題ない
最初に、家から近くの施設を見学
施設から、「デイが合わなければ、外部のデイケアの利用も可能」とご提案あり。
立地的にも良いし、リハビリに通ったり出来るなど、色々相談にも乗っていただけそうとお申し込みを決められました。
ところが、区変の結果がでて「要支援」の判定となったことを施設に伝えると「要支援の受け入れ枠がなくなったのでお受け入れが難しい」との回答。要支援の可能性もあることを踏まえてご相談にのっていただいていたのですが、急なお断りのお返事に戸惑うばかり。
とにかく退院期限が迫っています。ケアマネや入院先のソーシャルワーカーにも状況を伝えながら、慌てて次の候補先を探し、すぐにご家族に見学に動いていただきました。
その結果、なんとか退院期限までに施設にお世話になることが出来ました。
アンケート⑤にあるように、ご本人が施設で楽しみを見つけられたのは良かったです。
今回決められた施設は、要支援〜重度の方まで幅広く受け入れをされているので、先々を考えても安心してご生活をしていただけると思います。
相談員 土屋綾子