アンケート
2024/07/03
小規模多機能併設のサービス付き高齢者向け住宅を選択
県外に住むお母様のご相談で、ご長男様とお会いしました。
旦那様を亡くされて独居になってしまったご本人様。大きな病気もなく生活する上で困っていることはありませんでしたが、独居に不安を感じて長男様の近くへの施設入居を希望されました。
同じような過ごし方になる施設の比較ではなく、施設の種類や過ごし方が異なる施設の見学希望になりました。
①介護付有料老人ホーム
看護師が常駐しており住み替えの心配もなく最期まで安心して最期まで任せられる。富士山の眺めも良く本人が喜びそうだが、要支援1の本人が生活するには少し早い気がした。
②自立度が高い方が多く入居されているサービス付高齢者向け住宅
自立度が高い方が多く本人に合っているとは思ったが、その分他の方との関わりが少なく寂しい思いをしてしまいそう。
③小規模多機能型居宅介護併設のサービス付高齢者向け住宅
②よりは介護度の高い方も多いがレクリエーションや体操を実施しており、要介護が付けば小規模のサービスも使えるようになる。家からも近くて通いやすい。
ご本人様が遠方の為、施設見学を任されたご長男様は見学前にはすぐに結論を出すご意向でした。しかし、将来的な住み替えの必要性や希望するサービス内容等、自立度が高い方の施設探しは考慮する点が多くなります。一度持ち帰り熟慮された結果、③のサービス付高齢者向け住宅への入居希望となりました。
アンケートのご回答より施設の対応に満足されているようで何よりです。ご本人様にとってもご長男様が近くに居る事は大きな安心かと思います。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
相談員 加藤純