アンケート
2024/09/04
年末年始の帰省時に両親と過ごし、認知症の進行に気づき慌てて施設入居へ
昨年の夏に一度娘様よりご両親の相談でお会いしました。
アンケート①にあるように、認知症のお母様が今までやってきた家事をするのが困難になってきたことにより、お父様の生活も成り立たなくなってきているということでした。
当初の希望は
・出来たら二人で入居
・二人部屋か、隣同士のお部屋
・自由度が高いところ
・運動や、活動があるところ
・お父様はお酒をのまれる
半年から一年以内を目指して少しずつ情報を集めていきたとのお考えでした
数カ所施設を見学されましたが、それぞれの施設の入居者様のご様子をみて、自分達の両親はまだ自立出来ている方なので、もう少し在宅でやってみるほうが良いと思ったとのお考えにまとまりました。
年が明けて1月。
再度娘様よりご連絡をいただきました。
お母様が出来ない事が増えてきてしまったとのこと。
台所の家事が難しくなり、汚れたお皿もそのまま、ゴミの処分も難しく、炊飯器も釜ではなく炊飯器に直接お米と水を入れて炊こうとしていたなど。年末年始に実家に帰って一緒に数日過ごして色々な事が見えてきた、お母様の方を急ぎ検討したいとのこと。
できることなら夫婦揃って自宅で過ごしてほしい、でも何かあった時にすぐに駆けつけることも難しい状況と、決断する娘様の気持ちも辛かったと思います。
アンケート⑤では、お母様の穏やかな様子と、娘様たちも安心しているとのメッセージをみて、お互いにとって良い選択となったと思ってもらえるといいなと思いました。
アンケートご協力有難うございました。
相談員 土屋綾子