
アンケート
2025/04/02
「自分も病気があるし、しんどくなった」とポツリ。その言葉から施設探しへ

90代のお父様と60代の息子様のお二人で生活。
主介護者は90代のお父様の方で、息子様の面倒を見ることがこれ以上はできないと相談がありました。
近くに住む弟様夫婦もサポートをされてきましたが、お父様のことも考えて、施設を考えていこうと決心されたもの。
精神的なご病気に加え、糖尿病から目が不自由であったりと、色々介護が必要なご状況。高齢なご両親がずっと面倒をしてこられましたが、お母様が他界された後、お父様お一人で息子様の身の回りのことを全て行ってきたそうです。
「自分も病気があるし、しんどくなった」とポツリ。
ご本人は体調を崩され後入院中でしたが、頻繁に弟様ご夫婦にも連絡がきてはその対応に追われているご様子。
このままではご家族が共倒れになってしまうのでは、と心配になりました。
施設を3箇所見学していただきました。
ご希望の施設に無事にご入居となられ、わざわざ鳩のつえの相談室ご家族がご挨拶にきてくださいました。
入居後もご本人が落ち着かないご様子の日はあるようですが、アンケート⑤にコメントをいただいたように、少し長い目でみてご様子を見守っていただけたらと思います。ご本人が施設に馴染まれ、ご家族が安心して日々を送れるように、特にお父様がご自身のことに専念してお体を大切にしていけるようになると良いなと思っています。
相談員 土屋綾子