昼夜逆転・廊下で排泄・・・在宅介護の限界で施設探し

□■□ 諏訪部相談員よりひとこと □■□

「自宅での介護が限界になってしまった。嫁の立場ではなかなか入居の話が進められないので相談に乗って欲しい・・・。」
そんなお嫁様の悲痛な訴えを受けて始まったご相談でした。

認知症の症状が重くなってしまったお義母様、ご自宅での様子を伺ったときは、とても大変な状態でした。
認知症の「周辺症状」とされる、昼夜逆転や徘徊。廊下で排泄をしてしまい掃除に追われる毎日、24時間目が離せない状況。喧嘩が増え家族関係もギクシャクして来てしまった・・・
お嫁様は休まる時が無いと、体力・精神状態ともに疲れ切っていました。

これまで大事なお母様を施設入居させることをためらって来た息子様にも介入してもらい、ご家族にとって一番良い方法は?じっくり考えていただきながら進めていきました。息子様も少しずつ、お気持ちに折り合いをつけて納得されている印象でした。

その結果、デイサービスを併設している住宅型有料老人ホームへの入居が決まりました。対象者様は、日中はデイサービスで楽しんで過ごされ、お友達もすぐに出来たようです。

入居後は、ご家族に笑顔が戻り喧嘩もなくなったと安堵されています。
「大切なご家族の施設選び」入居されるご本人様だけでなく、ご家族それぞれの心に寄り添う事も重要だと改めて感じた相談でした。ありがとうございました。

ページ上部へ戻る