ほんとは施設より自宅で母を介護したい・・・万が一自宅で何かあったら後悔するため苦渋の決断

知人の方からのご紹介で富士市内にて有料老人ホーム・グループホームを探したいと次女様が鳩のつえにご相談にいらっしゃいました。

市外にお住まいの83歳のお母様のご相談。
長年連れ添ってきた夫が数年前にご逝去。デイサービスを利用しながら独居で生活をしてきましたが、1人でいることへの不安、認知症の進行があり、おひとりでの生活が困難となりました。
ご家族としてもお母様のことを考え、安心して在宅生活を送る為、当初は長女様と2人で生活を開始しましたが上手く行かず・・・。
次女様も毎日仕事や家事と大変忙しいにも関わらず、時間をつくってお母様の自宅に通い献身的にサポートしましたが、これ以上認知症のお母様を1人で置いておけないことから、この機会に施設入居を決断。次女様も本心は自宅で生活させてあげたいが、お母様の安全確保と周りの方に迷惑を掛けない為の苦渋の決断でした。

お母様の性格から、
1人でいると不穏になり消極的になってしまうため、
・部屋に閉じこもりがちにならずフロアで過ごせる施設
・入居後出来るだけ通いたいので次女様宅から通いやすい施設
上記の条件から市内の住宅型有料老人ホームを見学することになりました。

施設見学をした次女様が、
施設の想いや管理者の人柄を気に入りそちらで入居を進めたいとご回答をいただきました。

入居の際、ご家族ではお母様を説得しきれないことを施設側が配慮してくれお母様の自宅まで当日お迎えに上がってくれ無事入居することが出来ました。

入居して最初の内は職員の所に来ては娘に電話するなどいろんな訴えがあったようです。
しかし最近は入居者の方と話や工作をして落ち着いて生活が出来ているようです。
施設の生活や職員に慣れたこと、制限付きで面会が出来るようになり次女様が定期的に通っていることで落ち着かれたのではないかと思います。

これまで在宅の生活をサポートしてくれたケアマネジャーやデイサービス、今回受け入れ施設が迅速に動いてくれたことで無事入居することができました。
何より次女様やご家族が仕事や家のことなど毎日お忙しいなか何とか時間をつくり一生懸命動いていただいたことでお母様の安心・安全な生活が確保されました。
今後もご本人様・ご家族を陰ながらサポートしていきます。
この度は誠にありがとうございました。

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