資料郵送にてご相談対応していたが、会ってじっくり話を聞きたいとのご意向があり対面式のご相談に切り替え
ケアマネジャーからのご紹介で息子さんから鳩のつえにご連絡をいただきました。県外にお住まいで、月に1回は静岡に来られているとのこと。
息子様のお話では、
本人が老健のショートを利用したら、重度の方が多くお話が出来るような人がいなかった為、施設はコミュニケーションを取れるような方が多くいるところを希望
入居の時期は本人の気持ちが向かないと進まないというので、施設入居を急いでいるわけではないとのこと。
ケアマネにもどのような方かを詳しく伺い、まずは県外の息子様にパンフレットをご郵送させていただきました。
パンフレットがお手元に届き、「もう少し家の近くにも施設がないか」とのこと。
お客様によっては、何より家の近くの場所で探したいと立地条件を優先されるケースももちろんあります。
ただ、今回は息子様も県外と遠方で、施設の場所よりも、ご希望にあった過ごし方や取り組みなどソフト面を優先してご提案先の施設を絞り込みした旨をお伝えしました。
「施設を選ぶというのはそういうことなんだね、やはり一度会ってお話したい」
と言っていただき、ご面談をさせていただくことになりました。
⑥で希望した施設から断られたとありますが、数カ所見学していただき第一希望の施設が、本人面談をしていただいた結果、「思ったよりも介助が必要なご様子だったので、今回空いているお部屋での対応が難しい」との施設長からのお返事でした。
希望施設に断られるということもあります。
施設が本人にあって面談をしたり健康診断書などを確認し、施設側が受け入れできるかどうかの審査を行うのです。
当初、入居時期は急がないとのことでしたが、1ヶ月も経たないうちに車椅子へ自分で乗ることも難しくなり、早めに入居を検討していこうということになりました。
ご相談をいただいて1ヶ月半後、4箇所施設見学をしたのち、ご入居施設を決められました。
先日デイに参加されているお母様を見かけました。向かいの方と一緒に工作をされていました。なかなかお会いできずご心配もあることでしょう。お変わりなくお元気に過ごされていますよと施設長のお話でした。
コロナの収束を心から願うばかりです。
相談員 土屋綾子