103歳の対象者さま。まだまだお元気ですが奥様を看取られて施設入居へ。

103歳で施設入居を検討したいとご相談。

ケアマネジャーから紹介を受けて、と娘様がお電話をくださった時に、お歳を聞いて、思わず103歳ですか?と聞き直してしまいました。
施設に入居されているお客様では100歳以上のかたは多くいらっしゃいますが、お一人暮らしでそのお年とはなかなか立派。是非私もお目にかかりたいという気持ちでご自宅に伺いました。

しっかり歩いて応接に出てこられて、お話もしっかり出来る方でした。アンケート①にご家族が、「物忘れが酷く、我が強くてお世話が大変」とありますが、お年を考えても仕方がないのかなという感じ。

数ヶ月前に奥様を看取られたとのこと。少し気が抜けたのか、娘様も負担が増えてきて大変に、本人も納得の上、施設探しを始めることに。

娘様は県外から来て、泊まり込んではお父様の支援をされていたので、ご自身の家のことも気になりながらの生活を送られており、娘様の為にも早めに安心して生活できる場を探して差し上げたいという気持ちでした。

介護付き有料を中心に見学をされて、雰囲気が明るい、お部屋にトイレがあるなどの条件から施設を決められました。

無事にご入居が決まった時、娘様が「周りの親戚もみんな親の介護をする時期にきているから、施設に興味を持っている人は多いよ、また困っている人がいたら鳩のつえを紹介するね」と言っていただきました。超高齢化社会ですから、介護をするお子様が70代以上という状況。今回のお客様のように100歳以上の方の相談も当たり前、なんていう時がそこまできているのかもしれませんね。

相談員 土屋綾子

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