1年間の関わり。ご本人のお気持ちに寄り添い入居。

包括支援センターからのご紹介で、広い敷地の一軒家にお一人で住まわれているお母様の相談をお受けしました。

ケアマネジャーと鳩のつえが一緒にご自宅に伺い、ご本人やご家族のお話を聞いたのが早一年前。
誰しも住み慣れたお家が一番良いもの。お一人で暑い夏や寒い冬を越すことが心配と言いながら、家の売却も考えなくてはいけないし、ご本人の気持ちも揺れているというところからのスタートでした。

時々、ご様子やご本人のお気持ちなどを伺いながら、具体的に施設の見学を始められたのは半年後のことでした。

ご家族もご本人のお気持ちを大切にしながら少しずつ準備を進められ、ご自宅の売却の目処も少し立ち始めたころ、一緒に見学に回らせてもらった施設の中から、1箇所に絞り込みをされました。

ご家族も行きやすいエリアで、ご本人の生活スタイルが今までと大きく変わらず過ごせそうな施設ということで、決められました。

先日ご入居されたお母様にお会いしてきました。
「色々周りに気を遣って大変よ」と言いながらも、お話出来る方も多く出来たようで、周りの方の事を色々教えてくださったり、施設で参加した行事のお話をされたりと、お話は尽きませんでした。

ご家族は、⑤にあるように、ご本人に何かあった時にすぐに対応してくださる方がいるということに、すごく安心されています。施設のお話では、「最近はご自身で色々決めていけるうちに家族と相談して早めに施設を探したい」という方が増えているとのこと。ご家族が集まる年末年始、少し先を考えてみんなで話をしてみるのも必要かもしれませんね。

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