障害のグループホームから老人ホームへのご入居

□■□ 土屋相談員よりひとこと □■□

今から2年前の夏に市役所から鳩のつえにご相談。
早速市役所に出向き、市のご担当者様とご家族とお会いしたのが始まりです。

県外の障害者グループホームに入居している甥を呼び寄せたいというもの。
これまでは支援があれば自立した生活を送ることができて、共同生活を行うことに支障がなかったものの、64歳と年を重ねてきて体調を崩すことも多くなり、ついには入院。その施設では人員的体制的にケアに限界があるため住み替えを検討したいということ。

施設の見学をしながら、65歳を迎えたら介護の申請をして、入居を目指して行くことに。

①キーパーソンの叔母の家の近く
②若いので長期で施設利用することも考えなるべく費用は抑えたい

ニーズからご提案施設はかなり絞られていたので、見学をしてA施設に入居の希望を出し待機することにしました。

半年後65歳となり、介護申請の結果が出たものの、希望するA施設では受け入れが難しい状況になったようで、なかなか入居に向けお話が進まなくなってしましました。

おばさまも一時期気持ちが落ち込んでおられましたが、サポートしている私としては何としても安心して迎え入れる先を一緒に探したいという事を伝え、
気持ちを切り替えてそこから数カ所見学に回りました。

甥が入院していた病院や過ごしていた施設から事前に情報をより寄せ、施設を訪ねてはそれを確認してもらいご判断を仰ぐということを行いました。

一年後ようやく現在の施設にお話が決まり、本人も叔母様もほっと一安心されたとのこと。

ご相談した施設毎、対応や考え方も様々。現在の施設では、施設にいらっしゃるケアマネジャーがご家族に親身になってくださっているようで、ご家族からは大変心強いと伺っています。

今後は予算的なことも考えて、特別養護老人ホームへの住み替えも検討しながら将来を考えていかれるそうです。

思っていたように物事が運ばず悩んだり焦ったりされたかと思います。先日お会いした叔母様からは沢山の感謝の言葉を頂戴し、笑顔がみられたので、長くかかりましたが最後までサポートしてこれて良かったと思いました。

連携をとってくださった市の担当者様、お受け入れをして下さった施設にも本当に感謝します。
ありがとうございました。

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