認知症の母に優しくできない・・・辛い思いから施設入居に

「母親が認知症と理解しながらも、行動が理解出来ずに、優しく接してあげられない。このままでは自分の方が母に辛く当たってしまうのでは無いかと不安です」そんな風に話してくれたのは、認知症のお母様と同居している娘様。

デイサービスなどを利用していても、やはり家族全体が母親中心の生活になってしまい、自分達家族の生活をもう少し大事にしたいという思いも出てきたと。

お母様思いの娘様で涙ぐまれながら思いを伝えて下さいました。

アンケート③にあるように、施設も満床のことが多い為、希望するタイミングで入居できるとは限りません。

当初は、「グループホームの様なところで日常生活の延長を送れたら」とお考えだったようですが、「家でもお願いをしても全く家事はしなくなっているし、高齢になっているし、グループホームにこだわらず、母親に合っていて早めに入居出来る先を探していきたい」とのご希望。

数カ所施設見学を重ねられました。担当のケアマネジャーにもご報告をして、ケアマネジャーの方からも色々ご提案を受けられながら施設探しを続けました。

選ばれた施設は「施設内が明るくて、お部屋の感じも良かった。利用者の方もお元気そうに見えた。自分のお母様に合っていると感じた」とのこと。

施設内の雰囲気や、どの様な入居者様がどのように暮らされているかなどは、やはり実際に見ていただくことで感じられる部分なので、鳩のつえとしては数カ所比較して検討されることをお勧めしています。

アンケート⑤では、正直にコメントをいただいて有難いです。
お母様は施設でもお友達が出来て穏やかに生活を送れている様子。娘様やご家族の時間も大事にしながら、またお母様にお顔を見せに行ってあげられたらそれが一番良いと思うのです。 

相談員 土屋綾子

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