自立されて生活しているが、今のうちから富士山の見える施設に入居したい

本人が施設入居を希望しているとのことで、担当のケアマネとご自宅に訪問。ご本人95歳でお一人暮らし。お耳は遠いものの、自立して生活を送っており、人のお世話にはならないようにしたいとの気持ちが強い方でした。

ご本人の希望としては
・少しずつ準備をして、半年先くらいに入りたい
・富士山が見える施設
・周りの方と交流があり、活動があるところ
・家族や親戚には頼らないように考えたい

特に富士山を見て過ごしたいという気持ちは強く、ご希望に合うような施設を数カ所ご紹介させていただきました。
同時に、ケアマネジャーからは後見人制度のご案内などをされて、今後同時に考えていきましょうということに。

しばらく連絡もないまま3ヶ月が経過し、再度本人から施設を検討したいと連絡あり。
ご本人は周りに迷惑をかけたくないとのお気持ちでしたが、施設入居の際はほとんどの場合「保証人、身元引受人」が必要になります。後見人の件もまだ進んでいなかった為、ご本人とだけ施設のお話を進めるわけにはいかず、最終的に甥夫婦に関わっていただくことになりました。

改めて、ご本人と甥夫婦の元へ伺い施設のご提案を実施。

施設見学をすることに。

見学日に富士山が見えない可能性を考えて、あらかじめ施設の方に、施設から見える富士山の様子や、お食事をお写真に撮っておいてもらうように依頼。
施設見学の際にそれらの写真も見てもらいながら説明を聞いて貰う事が出来ました。

先日施設に伺った際にお元気に皆様と過ごされている様子を拝見しました。食事に出てきて、テールブルの方々とお話をしたりして笑顔が見えました。アンケート⑤にご友人も出来たとあり、施設の生活に馴染まれてきている様子で安心しました。

相談員 土屋綾子

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