直前まで施設には行きたくないと頑なに拒否をしていた姉が・・・

□■□ 土屋相談員よりひとこと □■□

包括支援センターから鳩のつえの紹介を受けて、お姉さまの施設を探している弟様にお会いしました。

数十年お一人で暮らしてきたものの、骨折でご入院となりこれ以上の一人暮らしは難しいだろうとのご家族のご判断でした。

最初にお会いした時、弟様は
「姉の施設探しをする自分も70代で色々大変だが、兄弟も皆高齢で他に頼る先もないので自分がなんとかしなければ」
「しかし、どのように探していけば良いか、気ままに過ごしてきた姉は、他の人と行動出来るようなタイプではないが大丈夫だろうか」

等々、ご不安に思われていらっしゃいました。

・弟さまとご本人のお住まいは離れていたので、どの辺りで探していくのが一番良いか
・施設により内容は様々なので、どのような過ごし方を希望されているか
・退院の期限までにご入居できる先
 
一緒に考えて、施設絞り込みをしていきました。

ご兄弟の一番の心配は、本人が直前まで「施設に行きたくない」と頑なに拒否されていたことでした。
今回は有難い事に施設の方が協力してくださり、ご本人をお迎えに行って施設までご案内、とご対応してもらった結果、あれほど拒否していたのが嘘のように入居後しっかりご飯を食べて、他の入居者とお話をしている姿が。それをみて、弟様達も大変安堵されたとのこと。

1ヶ月後にご様子を伺いに施設にお邪魔したところ、「すっかり昔からいる人みたいに馴染んでいますよ」と施設長の嬉しいお言葉を聞くことができました。

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