施設入居の決め手・・・職員の気持ちの良い挨拶・どんな質問に対してもその場で的確に回答

病院のソーシャルワーカーからのご紹介で、お子様達とお会いして、入院中のお父様の施設探しを始めました。

ご両親はお二人暮らしでしたが、今回のご入院を機に在宅に戻ることは難しいとの判断をされ退院と同時に施設探しをしていくことに。

認知症の進行がみられ、妻の顔がわからず会話も噛み合わなかったり、リハビリの拒否や病院内で大きな声を出される、つけているオムツを取ってしまうなどの行為もあり、かなり人の見守りや介助も必要な方だと判断し、介護付きの施設を中心にご紹介させて頂きました。

ご家族の希望として
介助量の多さから介護保険の自費が出る可能性のある住宅型は選択肢から外したい
お子様達が来るのに、立地的に便利なところを希望

1箇所施設を見学され、積極的にご質問もされていました
万が一施設が火災にあったらどうなるのか
施設が倒産した場合の対応はどうなるのか

など、施設側も丁寧に回答していただきその場で回答が困難なご質問については後日書面で提示していただけるとのことでした。

一度持ち帰り検討していただいた結果、当初は子供達の行きやすさを考えて場所を選んだが、家に1人残る母の事も考え家の近くでも検討したいとのこと

追加で、もう1箇所介護付きのホームを見学され、前回に見学した施設と同じ質問をされて内容を確認されました。

結果、2番目に見学された施設に決められ無事にご入居につながりました

両施設を見学されたことで、気づいた部分も多かったようで
・見学時の職員の挨拶や対応が良かった
・どんな質問をしても、その場できちんとした回答をしてもらえた
・家で一人暮らしとなる母も、近くに父がいるというだけで少し安心するよう

上記理由が、施設を選ばれた決め手となったようです。

鳩のつえでは、施設を数カ所見学して比較されることをお勧めしています。
その方により何を施設選びの条件にされるかは様々ですが、今回の様に、見学を重ねる事によりその条件の優先順位が変わることもあります。

④のコメント、是非施設の職員にもお伝えさせていただきたいと思います。

相談員 土屋綾子

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