成年後見人の申し立て手続きと同時進行で、遠方からのご家族の協力で施設探し

病院からの依頼で施設探しを始めました。

お一人暮らしの男性で、ゴミ屋敷に住み大家さんからも出て行って欲しいと言われている中、熱中症で倒れているところを発見されご入院に。

家族もなかった為、県外に住む甥に連絡がいき、おじさまの施設探しに協力していただくことに。
もともと叔父と甥の関係でそれ程関わりもなかった為、病院のことや施設入居までの手続きは協力出来るが、これから先もずっと関わっていくことは難しいと考え、成年後見人を立てる方向で動き出しました。

病院に行きご本人の様子を確認し、施設をご提案。お体の様子はもちろん、関わってくださる方が近くにいない状況から、ある程度施設の方に色々お任せ出来るような先をご紹介。

病院のソーシャルワーカーや、地域の包括支援センターや、成年後見人の申し立て手続きの支援をしてくださる先などと協力して少しずつ同時進行で進めながら施設探しをしていきました。

甥にも協力してもらい、ご本人を連れて施設見学を実施。当初家に帰りたいと訴えていたご本人も、施設を見てもらったことで少し安心されて、入居することに納得されました。

ご入居して2ヶ月後位には、大分生活にも慣れて来られたようで、職員と会話も増えていたり、歩行状況も安定して移動されていたりというご様子が見られました。色々な方や機関、受け入れ先施設等と協力しあってご入居に繋げられたケースでした。

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