帰宅願望強くあったが、現在は他のご入居者と散歩にいったりと馴染んでいる様子。

介護老人保健施設の相談員さんからご依頼をいただきました。
認知症の影響で老健へ入居中のお母様のご相談。
長女様のご自宅に訪問相談に伺いました。

当初は独居で生活を送っていたが、認知症の進行により在宅生活は困難となり老健へ入居。
老健入居後3ヶ月経過した為、次の受け入れ先を探さなければならず富士宮市のグループホーム、または長女様がいる沼津市周辺で有料老人ホームを探したいということで鳩のつえへご相談がございました。

老健入居中も時折、帰宅願望が強く落ち着かないこともあった為、老健の相談員さんとも連携しながらグループホームのような手厚くケアができる施設の方が良いと判断させていただき、富士宮市内のグループホームを探すこととなりました。

お問い合わせの段階で、受け入れが難しいとお断りをされてしまうホームもございました。
退去時期がある為、受け入れ相談が可能で空室があるところで進めて行かなければならない状況でした。
富士宮市内のグループホームに相談に乗っていただき、1件のホームがお部屋に空室もあるということで、見学より先に本人面談を実施していただきました。
本人面談の結果、無事受け入れ可能と判断いただきました。
その後、ご家族様と施設を見学した結果、気に入っていただき、そちらのホームで入居を進めることとなりました。

入居当初は、薬を飲むのを嫌がることがあり落ち着かない様子でした。
現在は職員さんや他の入居者の方と散歩などをして落ち着いて共同生活が送れているようです。

ご家族様は施設探しというのは不安を感じるものだと思います。
これまで在宅介護を経験して大変な思いをしている中で、もしも受け入れ先が決まらなければ自宅で介護しなければいけないかもしれないという不安を感じながら施設探しをしていると思われます。
受け入れ先のグループホーム、老健の相談員さん、ご家族様、皆さんのご協力があり、無事入居することが出来ました。
この度はお忙しいなか鳩のつえへご相談いただき、アンケートにまでご協力いただき、誠にありがとうございました。

鳩のつえ 富士相談室 土方和樹

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