入居当初は帰宅願望が…職員が常に近くで関わることで今は楽しんでいるご様子

認知症のお父様が徐々に目が離せないことが増えてきたということで、施設探しをお手伝いすることに。

ケアマネジャーからのご紹介で娘さまとお会いしました。

同居をされていましたが、皆さんお仕事を持っているので、いろいろなサービスを利用しながらご生活をされていました。
・週4日はデイサービス
・週2回はヘルパーの支援で買い物に
・月に1回はショートステイでお泊まり

デイサービスから帰ってきて、娘様が仕事から帰ってくるまでに数時間をお一人で過ごさなければなりません。アンケート①にあるよう、一人の時に、外に出て転倒することがあったり、お食事も促しがないと食べなかったりと娘様も仕事から帰るまで毎日不安が続いていたのではないかと思います。

施設探しは急ぎではないとのことでしたが、一年前にも施設を見学したことがあるとのことでしたので、いつかはという思いもおありだったのでしょう。

今回は認知症対応型のグループホームを中心に見学されました。
数カ所比較され、当初は設備的なことなども気にされていましたが、最終的に決められた理由を伺うと「お庭も広く外に出て活動をしていたり、楽しそうなイベントも行っているというところが良かった」とのこと。

入居後、当初は午後になると「家に帰ります」という日が続いたそうですが、一緒に庭に出て外気浴をするうち気持ちが落ち着きまた施設に戻っていくということを繰り返し、徐々に穏やかに過ごせるようになってきたとのこと。

今ではレクも楽しんで参加され、食欲もあるとのこと。職員が常に近くにいて関わってくれる施設を選ばれたことはお父様とって安心に繋がり良かったですね。

相談員 土屋綾子

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