入居してからも会いたい気持ち・・・自宅からなるべく近いエリアで検討

ケアマネージャー様からご紹介いただきました。

3年前まで精力的に自営のお仕事をされていたご本人。退職後はお酒の量が増えアルコール性脳障害と診断されました。同居の長女様と近所に住む次女様がご本人様のお世話をされている状況でしたが、お二人ともお仕事もあり在宅での介護が困難になり施設入居を検討されることになりました。

面談時は、ご自宅での大変なご様子を時折姉妹で顔を合わせながら笑顔を交えてお話されていました。
お世話が大変でもご本人様の事は決して憎めないことが伝わってきました。

・なるべく近くの施設。
・時々面会に行きたい。

面談を進めていくとこの2点のご希望がありました。事前に市内ならどこでも良いと伺っておりましたが、ご本人様への想いが伝わってくるご希望でした。
ご自宅から近くの施設をご案内。一か所のみの見学でしたが娘様達は雰囲気も気に入られ、無事ご入居されました。

入居後はご本人様も落ち着かれて生活をされているようで安心いたしました。離れ離れの生活にはなってしまいましたが、施設入居で得られた安心感でご家族の良好な関係を継続していただけることだと信じております。

アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。

相談員 加藤純

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