居宅のケアマネジャーからの問い合わせと同時に、老健の相談員からも紹介をうけて娘様が相談にこられました。

入院中のお母様の施設探しをしているとのこと
病院の方から退院先の候補に老健を紹介され見学相談に行ったところ、今の状況でのお受け入れは困難との回答あり、老健の方から鳩のつえに相談に行ってみたらと紹介をうけたもの。ご自身でも他施設にも見学に行かれたそうですが、思うようなお返事がいただけなかったそうです。

認知症状の進行があり、入院中もオムツを外しての放尿、妄想や幻視など様々な症状が出て、入院後はうつ状態にも陥っていました。

入院先の先生からは、認知症が進行しておりお薬など利用しても改善は難しいとのお話があったそうですが、娘様は少しでも以前のお母様に戻って欲しいとの気持ちを強く持っていらっしゃいました。

ご家族としては、入院前にかかっていた病院の先生を信頼されていたので、退院後もその先生に治療の継続をお願いしたいという意向がありました。

早速、鳩のつえは、ご家族が希望する先生が往診に来ていただける施設の情報を提供させていただきました。

他県に住む息子様がお母様を引き取るお話も出ておりましたが、今の状況で引っ越ししても介護は難しいだろうとの判断。施設生活をして落ち着いたら改めて考えるということに。

施設見学後、施設の方にご本人と面談をしていただき、その結果、往診の先生に診てもらいながら対応できるでしょうとのご回答をいただきました。
⑥にあるように、入居当初は色々あって心配もしていましたが、今では落ち着いて過ごせるようになられています。もともとおしゃれをすることや料理が好きなお母様だったそうなので、施設でのレクなども少しずつ楽しんでいただけているようです。