一人暮らしのお父様の認知症が進行・・・在宅生活の限界

一人暮らしのお父様の認知症が進行し、そろそろ在宅生活は限界かなとご判断されて施設探しを始められました。

一番の心配は、少し目を離した間に、外に出て行ってしまい家族が探すことが増えていたこと。これまでは大体近場で発見出来ていましたが、もし遠くまでいったり事故にあったりしたらと家族は不安を募らせていました。

お布団の中から外履きが出てきたり、亡くなった妻の写真をみては別人の名前を呼んだり、「歯磨きをしましょう」というだけでは何をしたらいいかわからず「そこのブラシを持って」という細かい指示をしないと行動出来なくなっていたり、少しずつご様子が変わってきていました。

もともと活発なお父様で、地域の人のために体を動かすのが得意な方だったとのこと。人から頼られて、一緒に見守りをしてくれる人がいれば、まだまだやれることもあるのではないかとの期待もあり、そういう活動ができる施設を希望されましたので、グループホームをご提案しご見学することにしました。

見学後の感想
・認知症のケアに特化していることがよくわかった
・少人数の方が本人に合っていると感じた
・施設長が認知症の知識があるので、理解してもらえると感じた

コロナの影響もあり、県外家族の行動も制限され、接触も禁止されていたため近くに住む娘様に色々ご準備をいただき、無事にお引越しをされました。

アンケート⑤にあるように、コロナ禍で施設側も苦慮されているため、施設の取り組みでご家族が安心されているということは、施設にとっては嬉しいお声だと思います。施設にもお客様の声をしっかり伝えさせてもらいますね。

相談員 土屋綾子

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