コロナ禍の今、入居後の外出が難しい中施設内でも取り組める楽しいイベントを

鳩のつえは、ケアマネジャー、病院、包括支援センター、市役所、などからのご紹介でご相談に来られる方が9割以上です。今回は、お知り合いからのご紹介でお手伝いをさせていただくご縁をいただきました。

ご本人とお孫様家族がご相談に見えました。

お孫さんとしては、ご本人が家で閉じ籠りの生活になっているし、同居のご家族の体調も優れない状態が続いているのでお互いの為に少し距離を置いた生活をした方が良いのではとのご意見でした。

ただ、ご本人はご家族のことを思いながらも、自分が家を出るという事に気持ちは揺れているようでした。

ご本人とお孫さん家族と施設を数カ所見学してみることに。

ご本人もお孫様も実際に施設に行って、初めて現実的に施設生活をイメージされた様でした。
ご本人は、家から少し離れるのでみんなが会いに来られるかとか、家より随分狭いお部屋となることなどを気にされているご様子。ただ、ご家族としてはアンケート④にある様に、職員の対応や、レクの充実などを重視されて施設を決められました。

アンケート⑤に外出が出来ない事が寂しいとご意見をいただいています。多少制限があるかもしれませんが、ご家族と一緒に外出も徐々に解禁してきているようでした。
先日施設に伺い、もう少しお元気な方々が楽しめる様な取り組みを増やしていただける様に依頼をしてきました。コロナ前は色々外出や外食などのイベントがありましたが、今はそれが叶わない為、施設の方でそれらに変わる取り組みを考えていきたいと言ってもらっています。「安心」プラス「施設で楽しみ」を見つけてもらえたら良いなと思っています。

相談員 土屋綾子

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