ご本人が施設探しをスタートたものの2年経ち転倒。最後はご家族が施設決めることに。

最初にご相談があったのは3年前のこと
ケアマネジャーからのご紹介でご本人の住むご自宅に訪問しました

一人暮らしが少しずつ不安になってきているとのこと。
ご本人の希望としては
・話し相手がほしい
・最期までみてもらえるところ
・重介護の方があまり多くないところ

上記にある、「最期までみてもらえる」は多くの方が希望されます。慣れたところで最期まで、あるいは途中でまた他に移るのでは負担で不安などのお気持ちからかと思います。
ただ、「最期まで=重度になっても介護が受けられる」ということなので、どうしても施設内に重介護の方の割合も多くなります。

何を一番に優先するかを考えなければいけません。

見学に行こうとしていた矢先、ご家族の方が体調を崩された為、しばらくは施設探しに動くことは難しくなりました。

それからちょうど2年後。
なんとかお一人暮らしを継続されていましたが、ご自宅で転倒し入院に。

今回の入院を機に、退院と同時に施設を希望したいとの申し出。今回はご家族が施設を決めていくこととなります。

ご家族の希望は
・レクリエーションやリハビリの活動があるところ
・トイレは部屋になくても良い
・手厚いところ

数カ所施設を見学され、無事に退院と同時に施設入居をされました。

⑤は貴重なご意見を有難うございます。

施設見学の際に試食をさせていただける施設も以前は多くありましたが、コロナ禍でそれも難しくなりました。見学時に、どのようなお食事内容なのかとか、どのように調理しているのか、みなさんの評判はどうか、など伺うと良いですね。

相談員 土屋綾子

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