ご夫婦同施設・同フロアにてご入居希望。将来生活保護になるため行政とも連携しご入居

ケアマネジャーからのご紹介で施設探しをお手伝いすることとなりました。

 

アンケート①にあるように、若い時に海外に渡り商売を営んで生活を送ってこられたご夫婦。国の情勢が悪化し数年前に日本に帰国してこられたとのことでした。

お二人とも身体が不自由で、老老介護は困難な状況。

 

夫婦二人で入れる施設を探したい

二人とも生活保護を受給中

 

今回の条件は施設探しをするにあたり難しいものでした。

どの施設も空きが出たら次の待機者に声がかかるというような状況でしたので、あまり多くの選択肢を提供することは出来ないだろうと判断しました。

 

そんな中、1箇所「今なら同じフロアで空きが二つ出て、生活保護の相談も可能」と言ってもらえた施設がみつかりました。

 

妹や姪がキーパーソンになっていたので、直ぐに連絡をとり情報提供をさせてもらいました。

同時に、行政の生活保護担当者の方にもご連絡をして、事前にその施設をご紹介していくことに許可をもらいました。

 

情報提供をした翌日にはご本人達とご家族で話し合いをしてもらい、3日後には、施設見学の運びとなりました。当初、入居時期は数ヶ月先を考えておられたようですが、今回を入居のタイミングと考えてお話を進めることとなりました。

 

お二人は今も一緒に食堂にきてお食事を召し上がられたり、デイサービスも並んでレクに参加されたり仲の良いご様子で穏やかに生活を送られています。

 

ご家族がスピーディーに動いて早い決断をされたことで、タイミングを逃さずご入居につながったケースだったと思います。

相談員 土屋綾子

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