県外からご夫婦で静岡に来られて生活をされていくうちに、奥様が認知症を発症されて介護が必要な状況に。奥様だけ県外のお子様のもとに引き取られて生活を送ることになり、ご主人はなるべく子供に負担をかけたくないという思いで施設探しを始められ鳩のつえに相談。

最初にご主人とお会いした時には、ご自身も奥様と一緒に施設に入った方が良いかな、などと迷われていましたが、奥様の状態に合わせた施設にお元気なご主人が入居することはお勧めしないとお伝えしました。
ご主人は自立で行動力もありお一人でも十分に生活を送れているご様子でしたから、介護が必要な方の中に混じっての生活はきっとご主人がストレスを感じてしまうし、ご主人から行きやすい場所を選んで、会いに行ってあげられたらその方がお互いにとって良いのではないかと考えたからです。

希望施設を数カ所絞って見学をすることに。
まだコロナであちこちの施設でクラスターが出ている状況だった為、見学再開の目処が経たない先もありました。

色々調整を重ねながら施設を数カ所見学し、ご主人が良いと思った先には日を改めてお子様も見学をされました。

希望された施設にもご家族のペースにある程度合わせてお話を進めていただき無事にご入居となりました。しばしばご主人も面会に行っていただいているようで、ご本人も落ち着いて生活を送れていると伺っています。

アンケート③については、鳩のつえはこういう存在でありたいという色々な想いがつまっている社名です。決め手となったとは意外でしたが、とても嬉しく思いました、有難うございました。

相談員　土屋綾子