ご入居後コロナ禍の影響で面会ができないのが残念です…

包括支援センターからのご紹介で、ご家族とお会いしました。

一人で暮らしているお父様のご相談。

「頑固な父でね、やっとのことで歩いているが、少し前までは介助の手を払い退けていたけど、最近は自分から手を出してくるようになって。」と、少しずつ一人暮らしの限界が近づいてきていることを心配されているご様子。

そんなお父様が最近自分から施設に入ろうかなと仰ったので、ご本人の気持ちが施設に向いたタイミングで動き出せたらと、鳩のつえにご相談をくださったもの。

見学日当日、ひどい雨だった為、ご本人をお連れするのは難しくお子様たちだけで見学をしていただきました。

見学の5日後、息子様から「本人がやっぱり家にいたいと言い出した。少し在宅のサービスを入れながら様子をみていくことにします」と連絡が、そのさらに2日後「熱中症で入院になった」とお電話がありました。

1ヶ月後、このまま家に戻っても、一人暮らしの生活は困難とお考えになられて、退院と同時に施設入居をされました。

ご家族は施設によく顔を出してくださっているとのこと。⑤のご意見は多くのご家族が同じ気持ちですね。もちろん入居されているご本人も家族を恋しく思っているでしょう。蔓延防止が解除されたら、面会禁止から徐々に面会制限で条件付きながら会えるようになってきそうです。

1日も早くその日が来るように願っています。

相談員 土屋綾子

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